ページ

2009年3月12日木曜日

遅い梅見に

ミレー  晩鐘  複製画  10号



2月の気温が高かったために、全国的に梅の開花も

1~2週間早いと言われていて、3月に入れば花見は

望み薄と思っていました。

ネットで調べると、遅咲きの梅ならまだまだ咲いています

とのことで、今年も遅まきながら、日曜日に大阪城の梅林に

準備もそこそこに、出かけてきました。

100種類以上もある梅の中で、早咲きを中心に半数以上は

散っていて、今年も花を咲かせた証拠だと言いたげに、

いくつかは、萼の部分だけを枝に残しています。

百花繚乱の中では、目移りがして、ただただ綺麗だ、美しいで

終わってしまいそうですが、残り花を付けた木と花のない木が

大半の中で、遅咲きにはピンク色や紅色の花が多いのが

幸いして、梅林の所々で逆に目立っていて、ゆっくりと楽しめる

のが有りがたいことでした。

暖かな江南を思わせるところから名付けられたのか

江南所無や江南という名の花が紅白で満開でした。

遅咲きの意味合いもあるのでしょう。

一重でやや小振りな野梅系の紅千鳥が丁度、満開でした。

万葉時代からあったのだろうと想像しながら、淡い日ざしを

浴びて大きく育っている木の下で、暫らく癒しの時を過ごしました。

紅白咲き分けの性質を備えた、春日野も運良く花盛りで

残念ながら、今年は咲き分けとは言い切り難いですが

3本ほどの小枝が紅色の花を付けていましたが、訪れて

いるほとんどの人は気付かずに通り過ぎているようでした。

最後はこれも花盛りの紅枝垂れの夫婦枝垂れの花の

列に送られながら帰途に着きました。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?






0 件のコメント: