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2009年3月20日金曜日

ミソサザイ

モネ  花のある花瓶  複製画 10号




鬱っとおしいなたね梅雨のような日々が続く中、やっと

待ち兼ねた晴れ間が出た休日、森へ散歩に出かけました。

雨上がりで風の少ない日には、気がかりな花粉の心配も

なく、息苦しいマスクの備えも必要が無くて、思い切り

深呼吸が出来るのがありがたい。

雨の降り続いた以前より、梅の花はすっかり姿を変えて

しまって、白梅が辛うじて枝先に名残花を残しているだけだ。

遅咲きの紅梅かモモの花でも咲いていないかと、家々の

庭先を覗き込みながらの散歩に。

森の入り口、木々がまばらに生えている辺りまで来て

傍らの岩に腰をもたれ掛けさせて、シラカシやイチイガシの

木などを眺めていると、木陰や枝に動くものが見えました。

小鳥が数羽いるのに気付いき、動かずに観察することに

することに。

最初は、先日も出会ったアオジの群れだとばかり思って

いたのですが、動きがアオジよりこまめに、ピョンピョンと

した動きで、一回り小振りなのに気付きました。

しばらくして、やっと個体が見えるような場所までやって

来たのを見ると、こげ茶色の地味な、目立たない姿を

しています。

図鑑でしか見た事がなかったミソサザイです。

やっと出会えたと心を躍らせながら見ていると、案外

大胆に、遊歩道の端までやって来て姿の全体を見せて

くれましたが、残念ながら手持ちのデジカメでは距離が

遠くて、写真に収める事ができませんでした。

小さな可愛い姿で、すっかり満足した出会いでした。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?









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