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2009年3月18日水曜日

堀のヌートリア

マース  塔のある通り  複製画 10号



少し離れたお堀の柵に、大人や子供が持たれて下を

のぞいているのに出くわしました。

綺麗なオシドリが居るのだろうかなと思いながら、先を

急ぐわけでもないので、近寄って堀端を覗き込みました。

誰かが準備しておいたのか、2尺角ほど板張りの上に

ヌートリアが乗っていて、しきりに毛繕いをしています。

薄曇の中、気温も12度ほどの予報が出ていましたから

ヌートリアにしてみれば、久々の暖かい気分の良い日

だったに違いありません。

見ている人を気にも留めず、身体を左右に曲げて全身の

お化粧に余念がありません。

以前から岡山県を中心に繁殖をしていて、近畿一円から

最近では、静岡県から千葉県にかけても生存が確認されて

いると言います。

年に2~3回、数匹の子供を生む繁殖力を持ってるそう

ですから、ネズミ算式で増えれば大変です。

夜行性で水辺の草を主に食べるそうですが、岡山県では

野菜畑や水田を荒らすために県を上げて駆除対策に

取り組んでいる害獣です。

見かけたヌートリアは頭から胴の長さが数十センチあり

尻尾が40センチはあるようでしたから全長では1メートル

にもなる大型です。

暖かい毛皮を備えているために、戦前に軍隊用として

持ち込まれて、飼育が奨励され、毛皮ブームが済んだ後

、野生化して分布域が広まっています。

この大型ネズミは、現在、繁殖域が広まって、対策が

叫ばれているアライグマと並んで害獣の代表格です。




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