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2009年7月12日日曜日

禿頭は健康を保つために?

早春の里川  油絵  10号





物語では、一晩で髪の毛が真っ白になって出てくる

妖怪じみた話があります。

長年出合う事がなかった友人達との同窓会の出会いで、

髪の毛が真っ白になっている友人がいました。

スポーツは万能で健康そのものであり、会社では重責を

果たしています。

ストレスがひどいのだなと、話し合ったものです。

白髪になったからと言って、髪が薄くなることもなく、

白い髪の毛が生えてきており、髪はふさふさとしています。

最近のニュースで、髪の毛を造り出す細胞の中で、

「幹細胞」と呼ばれている細胞が黒い色素を備えていて

この色素が黒い髪の毛を造り出しているそうです。

ところが、この細胞の遺伝子が一定以上、損傷すると

「幹細胞」は黒い色素を出す働きが弱くなり、毛が白く

なる事がマウスの実験でわかりました。

ストレスは毛根の「幹細胞」にも、想像以上に大きな影響を

与えていることになるのでしょう。

更に、「幹細胞」の損傷がひどくなると、今度は「幹細胞」が

備えている増殖能力を失わせて、排除しようとする特殊な

遺伝子も存在するそうです。

傷ついた細胞はガン化する可能性が非常に高いため

これを取り除こうとする働きが身体には備えられている

いるようです。

とすれば、頭が禿げて行くのは、ガン化を防ごうとする

自己防衛の働きだと、良いように考えるほうが良いのかも?

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?




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