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2009年7月14日火曜日

二番子の巣立ち

雲海  油絵  10号






日本に渡って来たツバメ達の、今年になって2回目の、

産卵で孵った雛たちも、子育て最後の時がやってきました。

キャリーに乗せた孫に、沢山ツバメさんが飛んでるね、と

話し掛けながら商店街を飛び交うツバメを見上げていました。

朝夕以外は人通りのまばらな、200m余りの通りには

ツバメが多くの巣を掛けています。

東に面したお店の多くは、朝日の射し込みに備えて陽射しに

除けの庇を店先取り付けています。

この庇の中が、ツバメたちにとっては格好の巣を掛ける

環境になっているようです。

今年は幾つあるのかと、庇の中を一つづつのぞいて見ると

11箇所もありました。

このうちの6箇所で2番子が誕生しています。

巣立ちをしたばかりの子ツバメが通りを飛び回りながら、

電線や屋根に止まっては大声ではしゃいでいます。

大空への飛翔に備えて、お互いに声を掛けながら

トレーニングをしているようです。

窓の格子の上に止まってじっとしている子ツバメが

目に付いたので、庇の中の巣を見ると、巣立ち前の子が

2羽大声でわめいています。

先に飛び出した兄貴格も不安が一杯で、巣を出たものの

動けない様子。

巣の中の2羽は、先に行かないでと騒いでいるようです。

多分、明日、此処を通る時には3羽とも、他の仲間と共に

通りを飛び回っていることでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?



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