電気・ガス料金が値上げに

カンバスのある静物　　油絵　　１０号

１１月の電気料金と、都市ガスの料金が１％未満程度

ながら、２ヶ月連続で値上げになります。

現在、ＮＹ市場の原油価格が一時の８２ドル前後から

少し下がって７８ドル前後になっていますが、１０月に

入ってから１５％以上も上がっているので、今後とも

電気・ガスの料金値上げが暫らくは続きそうです。

昨年度の暴騰時には、ガソリン価格の２００円時代に

備えて、車を手放したり、買い控えが広がったりした後の

金融危機による不景気で、一段の車離れが起こりました。

今でも、月ぎめの駐車場の空きが目立っています。

しかし、高速料金の無料化などのニュースが伝えられて、

現実化してくると、休日に家族でドライブすることを

楽しみにしている人にとっては、ガソリン価格の上昇との

板ばさみで悩ましいことになりそうです。

原油の生産原価は、１バレル当り５０ドル程度が産油国の

平均的な価格だとされていますが、ベネズエラのように

70ドル超の国もあり、暫らくは需要との駆け引きで値段が

上下しそうです。

不景気による需要減に加えて、今年は暖冬だと伝えられて

いるために、在庫増で大きく値上がりしそうではありません。

しかし、金余り時代でもあり、ファンドの資金が資源相場に

流れ込んできているために投機の対象になる可能性が

常にあることが、腹立たしい現実です。

「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
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