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2009年11月14日土曜日

閉店、売り尽くしセール

楼蘭の月  油絵  10号




かって大阪の名前の通った商店街で、「閉店セール」、

「売り尽くし」と店頭に張り紙をして、店先には若い売り子が

メガホンを片手に盛んに通りを行く人に、現品限りだとか

大特価だとか言って客を呼び込んでいるカバン店があった。

何日か後、多分1ヶ月以上は後だったと思うが、最初に

知った時より店内は比較的空いているので入ってみると

確かに処分セールを思わせる雰囲気が備わっていて

商品はきちんと整理されずに、乱雑に詰まれていました。

肩バンドがないものの、気に入ったカバンを一つ格安で

買って帰って、今でも時折利用している。

それから暫らくして、おそらく季節から振返ると半年ほど

経ってからだと思うが、その店の前を通ると、何とまだ

以前同様に閉店セール、と呼び込みをやっていた。

吊りバンドのない商品を買った自分が、なんだか馬鹿に

思えて、閉店セールとは、その日の閉店のことを言っている

のかと、思い直して自分を慰めたものでした。

この閉店セールなるものが、一年ほど続いていてように

記憶していますが、一寸した店舗の改装でも閉店セールと

銘打って、あたかも廃業に備えて在庫品の一掃セールを

やるかのごとく、大げさに宣伝セールをするのが流行って

いる昨今、今では店が無くなっているので閉店したことは

間違い無さそうなので、これも商売の手法の一つでしょう。

スーパーや一般店舗でも、限定50個だとか、現品限り

早い者勝ち、とか言っていながら、臆面もなく客の前で

商品を補充する店もあるから、言葉や文言に踊らされ

ない心の備え必要な時代です。

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