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2009年12月6日日曜日

エコポイント時代

白雪の峰  油絵  10号



中国は家電下郷と呼ばれる農村地区で農民戸籍を

持っている人にテレビやパソコン、冷蔵庫などの電機

製品を購入した場合に政府が13%の補助をする制度を

備えた不況対策の政策が効果を上げて、金融危機からの

早期回復に大きな役割を果たしました。

日本では、省エネの基準をクリアーする性能を備え

家電製品を購入した場合にはエコポイントを付与して、

一定の商品と交換できる制度を実施しています。

しかし、内容が明確になるのが遅れた上に、実際にポイントを

商品に交換する申請が複雑で判り辛く、また申請後も

商品が届くまでに長期間待たされるために不評です。

EU圏では、この程、エコ住宅を一歩進めて、建築する

住宅のエネルギー性能を測って、エネルギー消費量や

太陽光などの再生可能エネルギー利用の設備を備え

住宅では、再生エネルギーの占める割合などを証明する

エコ証明書の発行を義務付けを備えた制度をEU連合

全域で実施することを決めています。

CO2排出量ゼロを目指した住宅制度の導入です。

エコ性能の高いレベルを備えた住宅ほど販売が有利になる

制度のため、普及が進むと期待されています。

日本では、依然として商品交換制度が基本のようで、

政府は環境対策・省エネ対策を備えた住宅を新築した場合に

一定のエコポイントを付与して、商品やサービスと交換できる

制度の導入を計画しています。

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