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2009年12月22日火曜日

深刻な住宅着工の落ち込み

山の黄葉  油絵  10号



購入者にポイントを付与する制度を備えた家電製品の

販売強化策が効いて、地上デジタル化が近づいている

薄型テレビの売上が大きく伸びたと報じられています。

新型インフルエンザの影響があってか、空気清浄機も

良く売れたそうですが、これもエコポイントがもらえる

特典を備えていたようです。

大きな買い物では自動車のエコカー制度もハイブリッド車

ブームを巻き起こしました。

一方、住宅の方は、今年は着工件数が42年ぶりとなる

100万戸割れが避けられない非常事態となっています。

国土交通省では、着工件数の落ち込みを少しでも止めようと

省エネ家電購入者対象と同様に、来年1月から新築住宅を

着工する人にポイントを付与する制度を備えた住宅版の

エコポイント制度を経済対策に盛り込んでいます。

しかし、非常事態になっている着工件数の落ち込みが

この制度の発効が来年初になっているために、着工を

先送りして、今年度内の着工件数を一段と引き下げる

結果になるために、急遽、今月8日以降の着工にも

ポイントを付与することを泥縄式に決定しています。

新築住宅の価格が幾らであっても、一律30万円がもらえる

ことになっていますが、交換商品の具体的な内容を

備えたところまでは詰めが進んでいません。

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