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2016年12月3日土曜日

ヒラリー 200万票リード 大統領の可能性も

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
タチダリア



11月8日に行われた米国大統領選挙で共和党の ドナルド・トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン氏を 破って勝利した。 結果は米国メディアのクリントン氏勝利予測を大きく 裏切る306対232の大差でのトランプ氏勝利だった。 だが、11月末に近づいた今も開票整理が続けられて おり、現時点でクリントン氏が200万票超もリードして いると報じられている。 多数決で決まったのではなかったのかと不思議な 現象に首をかしげる人も少なくない。 これは、選挙制度が備える矛盾点でもあり、激戦 だった2000年の選挙でも同じことが起こっている。 11月8日に選出されたのは、「次期大統領」ではなく、 「次期大統領を選ぶ選挙人」であり、選挙人による 本選挙は12月19日に行われ、選挙人の過半数の 270票以上を獲得した人が正式な大統領となる。 選挙人は人口に応じて各州に割り振りされている。 だが、奴隷制度が残っていた当時、南部州には 数十万人の投票権のない奴隷が存在した。 南部諸州は、彼らの存在を考慮させて、1人当たり 5分の3の計算で人口に計上され、選挙人を割増 した結果、正確に人口比を反映しない制度となった。 各州では多数を制した支持者層が、割り当てられた 全ての選挙人=投票権利数を獲得する制度になった。 12月19日に、共和党選挙人が民主党のヒラリー氏や 他の候補者に投じることを制度は禁じていない。 造反が大きくなればヒラリー大統領誕生の可能性を 備えているが、もし、このような逆転現象が起これば、 議会の下院の決裁に委ねられる。 しかし残念ながら下院は共和党が多数を占めている。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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