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2016年12月7日水曜日

温暖化なのに南極の氷は増えている

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
胡蝶蘭



米航空宇宙局(NASA)が11月に人工衛星が観測した

最近の情報を分析した結果を公表した。

その結果では、南極大陸と周辺部に存在する氷の

量は増えていることが判った。

温暖化の影響で北極海の海氷減少などから、南極

でも同様の気象条件を備えていて、氷の量は減少

していると判断してしまうので意外な感じがする。

南極大陸には平均すると3000mもの厚さの氷が

存在し、1992~2001年の平均で年に1120億トンずつ

増え、03~08年では毎年820億トン増えた計算になる。

そして現在、温暖化が進んでいるから、氷の量は

減るのではなく、毎年増えているのだ。

温暖化の影響で、棚氷が海に崩れ落ちる場面が

報道されることもあって、南極大陸のすべての場所で

溶解の減少が起こっていると判断してしまう。

だが、あの場面は大陸からS字型に伸びている南極

半島や西側の西南極地域が備える気候の環境に

よるものであって、他の地域では見られない。

南極点のある広大な地域などは非常に気温が低い。

海水温が上昇すると周辺海域から蒸発する水量も

増加し、それが大陸部の冷たい空気で冷やされて

雪となり降り積もる量も増加する。

結果として、氷の総量は供給量の方が大きく増加する。

一方の北極海では長期的には海氷は減少傾向を

備えており、2014年には海氷面積が67・48万Km2と

なり過去最少面積となっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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