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2009年2月6日金曜日

奴ダコはどこへ

花のある花瓶  油絵  10号




広々とした草原が広がる公園は、冷たい風が吹いて

いる中、やってくる人は無いだろうなと思いながらも

散歩の足を伸ばしました。

時々雲間からお日さんが顔をのぞかせてくれるのが

うれしい休日の午後でしたが、公園には思いの外多くの

家族連れがやって来ていました。

多くはお弁当持ちのようで、思い思いに場所を選んで

シートを広げて子供達の遊びを眺めている親の姿が

見られて、暖かい陽射しがなくても、家族的な暖かさが

漂っている公園でした。

とはいえ、寒さが厳しい日が続いていたので、それぞれに

寒さに備えた厚手の防寒具を着てやって来ているよう

でしたが、風の子たちは防寒具なしで元気そのものです。

空には多くの凧が上がっていて、その数は20を超える

ほどで、休んでいる親子のそばにも凧が見えることから

ほとんどの家族のやって来た目的は凧揚げのようです。

電線などの障害の無い場所だけに、車でやって来る

人も多いようです。

昔ながらの奴ダコが幾つあるかと、一回りしながら探して

みましたが、ついに、一つも見つからず一寸寂しい思いを

することになってしまいました。

三角ダコ、カイトばかりで、髭の奴さんの姿は見られず

終いでした。

草原を歩き回るツグミも多くみられ、ヒバリの姿もあり

ましがが、まだ、巣作りには時間がありそうです。



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