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2009年2月18日水曜日

ヤドリギの寄生する大木

パリの街角の賑わい  油絵  10号





住宅が立て込む中に所々に立ち木が屋根の上に出て

いるのが目に付きます。

ひと際高く突き出ているのがケヤキとクスノキなどです。

葉を落としているケヤキの中の大木が、幾つもの丸い

大きなボールを取り付けたように緑の葉があり、不自然

ながら常緑樹のようにも映ります。

木の全体にヤドリギが寄生しているのです。

公園近くの林の一角のケヤキらしい数本の木にも、多くの

ヤドリギが見られますが、この街中の木は、特に目立って

いて、名物にもなっているようです。

胸高径が数十センチはある大木のケヤキが枯れないかと

心配する人も居ますが、一般的にはヤドリギが寄生して

枯れることは無いと言います。

逆に、ヤドリギ自身が光合成をする能力を備えているので

緑化にはプラスだとする考え方もあり、ここのケースでは

冬には良く目立つのでランドマークになるので、プラス面の

方が大きいことになるでしょう。

公園の中に1本のムクロジの巨木があり、数メートル程の

位置の二股に分かれた所に1本の細い竹が生えています。


孟宗竹のような大きな竹ではないですが、何処から

運ばれて来たのか不思議です。

竹に花が咲いた時に、ネズミが小鳥が種を運んで来た

のでしょうが、ネズミでは無いでしょうが、鳥が巣を造る

目的で運んで来た中に竹の実が付いた小枝があったの

だろうという結論になりましたが、真実はさて?

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?









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