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2009年2月7日土曜日

火渡りの行事

ガーベラのある花瓶  油絵  10号



久しぶりに火渡りの行事に参加することが出来ました。

飛鳥にある飛鳥寺の前身の法興寺が平城京への遷都に

ともなって移り、名前を元興寺となり南都六大寺の一つと

して栄えました。

しかし、荘厳な様式を備えた堂宇も、室町時代に土一揆に

巻き込まれて金堂などの主な建物は焼失し、残った

僧房の極楽坊が世界遺産に登録されています。

節分の日に、この極楽坊の前庭で山伏によって護摩が

焚かれて柴燈大護摩供が行われ、多くの参拝者や観光客

が訪れていました。

護摩供のあと、護摩壇の焼けた丸太が並べられて、

火渡り式がおこなれました。

火渡りを行った人は200人近く居たと思いますが、今回は

順番が後ろの方になってしまい、素足で渡るにしても

それ程、気合が入っていた訳でも無かったと思いますが

余り熱さを感じませんでした。

始めて参加した時は、足の裏に塩を付けても熱くて、

飛び跳ねるようにして丸太を渡った記憶があるだけに

少し寂しかったですが、これで年越しの厄払いが出来たと

納得して、降り出した雨の中で豆まきにも参加し、家族分

の福豆をゲットして、満足な一日となりました。

修験道の本山である金峰山寺がある吉野山があるので

大和では、護摩供の祈願がよく行われますが、火渡りの

行事が行われているのは珍しく、この日はカメラを持った

写真マニアが多くやってきていました。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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