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2009年2月15日日曜日

電子黒板の時代に?

卓上の果物  油絵  10号



ITに慣れ親しむ子供達が多くなり、携帯電話などの端末

機器を所有する比率が高まって来ている中で、小学校の

教室で、電子黒板の導入が広まりつつあるという記事が

出ていました。

あらかじめ先生がパソコン内で準備しておいた原稿を

電子黒板に映し出して事業を進めると言うものです。

画像や写真などの多彩な情報や資料を瞬時に、表示

できるので、事業の内容も格段に豊富になり、スピード

アップにつながると思えます。

先生にしてみれば、後ろ向きになっている時間が少なくなり

子供達に向き合って授業を進められる利点も強調され

ています。

しかし、導入には1台当たり、数十万円も必要であると

されていますから、予算の厳しい自治体が多い中で、

そんなに容易には、備えられるものではありません。

先生が黒板に書く事柄を、一つ一つ、聞き漏らさないように

しながら、ノートに必死で書き写す時代が懐かしく思い

出される時代になってしまうのかも知れません。

少子化によって、小学校などの学校数が毎年200校も

減っていることもあり、また、黒板からホワイトボードへ

変わることもあって、黒板の生産数がこのところ激減して

いるようです、

ひと頃の1/4程度しか生産されなくなっているとと言い

ますから驚きです。

先生が黒板に向かって字を書いている間にふざけていると

振り向きざまにチョークが飛んでくる必殺技を持った

先生を思い出しました。



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