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2009年5月23日土曜日

フジの花

ひまわりと花瓶  油絵  10号




里の公園にあるふじ棚の花は、ほとんどの花を落として

しまって、わずかな残り花を穂先に付けているだけです。

花のあるときには、多くの人や虫達が集まって来て賑わって

いたのが、環境が変わると、不思議なほど静けさに満ちた

世界になっています。

大きな羽音を立てて空中に停止していた肥満体形の黒い

クマバチの姿も見かける事が出来ません。

しかし、森に入ってゆくとフジは満開の様でした。

歩く路の上にはいたるところにフジの花が散らばっていて

所に依れば木漏れ日を受けて、青紫の色が美しく見えて

枯葉の植えに花模様を描いているところもあります。

花を探して上を見上げても、樹上高くに咲いているので

その姿は朧気ながらにしか確かめることが出来ません。

芽吹いたばかりの若葉の上に咲いていると若葉と花が

溶け込んで淡い色模様を演出していて、非常に美しい

世界が広がっています。

カメラに収めようとやってみましたが、逆光でもあり、

並みの操作技術しか備えていないので、素人にはとても

記録することはできませんでした。

行き交うハイカー達も思いは同じようで、同じ場所に

立ち止まっては、上を見上げて青空に溶け込んでいる

初夏の花の色を楽しんで行きます。

地上と頭上とで2度楽しめるところがうれしいです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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