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2010年10月23日土曜日

見かけなくなった田圃の生物たち

初冬の富士山  油絵  10号




農薬が普及するまでは、田圃は小さな動物の世界で

子供には、自然界の仕組みなどを観察できる非常

貴重な要素を備えていた。

田圃の周辺には、ドジョウなどの小魚が多くいたし、水面

にはアメンボウやミズスマシが走り回っていた。

水中を見ればゲンゴロウ、ミズカマキリ、コオイムシが

見られたし、群れるオタマジャクシの中にカブトエビや

時にはアカハラ(イモリ)の姿も。

カエルの姿には、今でも時折出会えるが、イネにとって

かれ等は害虫のメイチュウやウンカ、更にイナゴも捕食

する役割を備えた大事な田圃の仲間であった。

残念ながら、もう田圃に帰ってきてくれなくなった。

田圃で群れていたスズメの賑わいも少なくなった。

この身近な鳥のスズメにも異変が起こっていると言う。

今年は庭にやって来る子スズメの数は2羽のみで、

昨年までは4~5羽が、うるさく親鳥に餌をねだっていた。

街では屋根の建築構造が変わったことにより、スズメが

巣を作る場所が著しく減っているのが原因だと言う。

研究グループの報告では、街で一つの巣から巣立つ

子スズメが1羽そこそこと、過去の半分になっていると言う。

スズメの世界でも少子化が深刻なのだ。

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