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2010年10月6日水曜日

漢方薬業界に朗報

ガーベラのある花瓶  油絵  10号



今漢方薬を製造している製薬業者にとって大きな悩みは

大半の漢方薬に幅広く使用されている甘草(かんぞう)の

非常な高騰と原材料不足の問題です。

甘草は漢方の国、中国の奥地やアフガニスタンなどの

乾燥した荒地に多く自生しているマメ科の植物です。

漢方薬には専ら、根や地下茎が利用されますが、採集

出来るまでには、生育環境が厳しい地域で、数年間も

必要とする条件を備えているために、乱獲により非常な

品不足を生じています。

このため、価格が高騰するだけでなく、中国政府は

希少種に指定して、採集を規制すると共に輸出量の

制限までが加えられる状況になっています。

最近クローズアップされたレアアースと同様な希少価値の

条件を備えているのでレアプラントと呼ばれるほどです。

輸入品に圧されるまでは国内でも栽培されていたことも

有り、甘草の栽培再開備えた動きも出てきています。

特に、主要成分のグリチルリチンの蓄積比率を上げる

遺伝子研究や効率的な人工栽培の研究です。

特に注目されているのが、中国産の甘草が備えている

成分を失うことなく種子から苗に育てることに成功し

今後、温度や湿度管理が行き届いた植物工場での

育成栽培計画が具体化していることです。

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