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2019年2月2日土曜日

風疹感染対策は30~50代男性の予防接種

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
蝋梅



2018年に爆発的に感染が拡大していた風疹は

年が変わっても衰えを見せない。

国は、外国からの訪問客が多くなるオリン

ピックの年、22020年度までに風しん排除の

達成を目指している。

風疹ウィルスに名前が似た「麻疹(はしか)ウイ

ルス」は非常に強い感染力を備えており、1人

感染者がいると、およそ15人前後の免疫を

持っていない人に感染するとされている。

一方、風疹ウイルスは5人前後の感染力と

されているが、インフルエンザウイルスと

比べると感染力は強いことが確認されている。

風しんの予防のためには、予防接種が最も

有効な予防方法とされているが、予防接種法に

基づく定期の予防接種を受ける機会がなかった

1962年(昭和37年)4月2日~1979年(昭和54年)

4月1日生まれの男性(現在39~56歳)を対象に

厚生労働省は、2019年~2021年度末の約3年

間に、定期接種(A 類)を行うことを発表。

この年代の男性の抗体保有率が特に低く、

2018年の風疹患者報告の中心もこの年齢層の

成人男性であった。

一方で、妊娠出産年齢の女性の抗体保有率は

概ね 95%以上で高く維持されている。

しかし、妊婦健診でおよそ20%近い比率で

充分な抗体を備えていない人が存在すること

から、特に妊娠20週頃までは、風疹ウィルス

感染には注意が必要としている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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