ページ

2008年9月4日木曜日

池の白い鯉

平山郁夫 ブダガヤの大塔 油絵 10号





事故に備えて草を刈り取った土手から見下ろせる池に

は、今日も水草の生えた岸辺近くに白い姿を浮き出さ

せたコイの姿が見えます。

最近、ここを通る度に、時には背びれを水面の上に

見せる程の浅瀬に近づいて泳いでいる姿を目にする

機会が多くなりました。

気をつけて池を見ると、黄味がかった色のコイもいて

これはどうやら、浅黄かピンクの斑点の入ったコイの

ようです。

黒い真鯉の姿は良く見かけるのですが、白や斑入り

のコイの姿を見るのは、昨年の池ざらえ以降に、誰か

が、稚魚をここに放したからなのでしょう。

水辺に人も近づくこともないので安心しているのか

時折産卵期のようにバチャバチャと水音を立てたり

しています。

傍らではサギが小魚を狙って抜き足差し足で、水の

中を歩いています。

お盆まではそれ程目立たなかったヒシが最近になって

急速に広がりだしてきているようです。

平野部の灌漑用の池に多いホテイアオイより、この池

にはヒシの方が良く似合います。

昨年はいつも見かけたアオサギの姿が最近は余り

見かけなくなりました。

銅像のようにじっと突っ立ているアオサギの姿は

ユーモラスでもあり、といって、非常に用心深い鳥で

近づく気配を察するとすぐさま飛立ってしまうので

近くでの観察は難しい鳥です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




0 件のコメント: