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2008年9月29日月曜日

百日紅の花も元気

富士山と蓬莱山  油絵  10号





夏の間には公園で天下を取っていたサルスベリの花も

枝先にわずかに花を残しているだけになりました。

それでも、道沿いの植木の間にバイオレット色をのぞ

かせていると、何かなと思わせる新鮮さを残しています。

お寺の塀や、学校の庭の木にも、深紅の花を残していて

花の数が減って、ボリュームが小さくなっても、なお、

美しさを感じさせるだけの存在感を備えています。

名前の百日紅の通り、花の咲いている期間も長くて

花の少ない盛夏を中心に咲くので重宝されています。

今年のシーズン中で出会ったうち、印象に残っている

ものの一つに、白い大きな花の房があります。

通りがかった家の白い塀の上から垂れ下がるようにして

咲いている、その花は、花房が膨らみのある円錐形を

していて、長さが30cmほどもある大きさでした。

白い花だったので、美しくて立派だなと感心して眺めて

いましたが、もし、これが深紅だったら、驚いただけで

終わっていたことでしょう。

深紅の花の方が原種の形を良く残しているのか、花房

も小じんまりとしていて、一つ一つの花が密集せずに

しっかりと花を咲かせているようです。

中国の南部の原産らしく、中国の絵画にもよく登場

しています。

古来、中国では宮廷の中によく植えられていた花と

して人気が高いようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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