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2008年12月14日日曜日

石油の暴落 次に備えるとき

ドガ  舞台の踊り子  複製画 10号




半年前の狂乱が嘘のように思えるガソリンスタンドの

最近の風景です。

車の多い通り筋では、スタンドのガソリン価格を表示

した看板が、一週間ごとに下がっています。

110円台が、いまや当たり前で、それ以下のところも

出始めているようです。

150円を突破して200円になるかもしれないという

予想をする人も出てきて、運送業者は不安を通り越し

将来を絶望するまでに追い込まれていました。

今、原油の先物価格は高値と比較すると三分の一以下

にまで暴落しています。

ガソリン価格の高止まりに備えて、軽自動車に乗り換える

人や車を手放す人も出てきて、自動車業界も将来への

不安が広がっていました。

しかし、このまま以前のように安定した価格に落着く

期待は持てません。

価格の暴落で新規の油田開発や、オイルサンド開発の

投資が中断され、次の原油値上がりへの備えが出来て

いない時には、ガソリン価格は、1バレルが確実に200

ドルを突破する事態が起こると多くに人が予想しています。

今回の反落を喜んでばかりいないで、化石燃料依存から

抜け出す備えをしなければならない時間を、運よく得る

ことが出来たのだと考えるべきでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?










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