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2008年1月13日日曜日

福を願って



滝  油絵  10号





難波の今宮戎と、西宮の西宮戎は非常に大勢の

参拝客を集めて11日の「残りえびす」で、幕を

閉じました。

この二つの戎祭りで、毎年ニュースとして、報道

されることがあります。


今宮戎では、宝恵駕籠(ほえかご)行列が、大阪

ミナミから、今宮戎神社まで練り歩いて、奉納される

行事があります。

毎年、一般から選ばれた福娘や、地域からの代表の

福娘たち、また、南地の綺麗どころも加わります。

さらに、松竹芸能や文楽座からも行列に加わり、

それぞれ、蓮台に座って担がれたり、台車で曳かれ

たりして、今宮戎神社まで、ゆったりと進みます。

沿道は、大勢の地域の人たちや、見物人で溢れます。


一方、西宮戎神社は、十日の本戎の日、午前六時

の開門と同時に参拝者が、ふくよかな戎さんの

絵画の額がかかる本殿まで一気に、約200mを

駆け上がります。



本殿に着いた1位から、3位までの男が

その年の福男としてえらばれれる、福男選びが

神事として、毎年行われます。

開門と同時に、大勢の男たちが先を争って疾走する

情景は、今宮戎の静に対して、動の神事です。

転倒者も少なくなく、けが人も出ますが、警備の人も

事故の防止に備え安全対策が大変です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

非常持出袋の準備は?



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