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2008年1月18日金曜日

ウィーンの世紀末の芸術




クリムト 「接吻」  複製画 10号


週末の夜、テレビで、世界遺産の番組を

見ていました。


ウィーンでの世紀末芸術を取り上げて

いました。

19世紀の末から30年間にウィーンで

花開いた退廃と官能の赤裸々な人間の

本性をテーマにした絵画群が一つの

テーマでした。


この時代は、建築や、音楽でも今まで

には見られなかった特徴を持った芸術や

文化がウィーンで花開いたと解説されて

いました。


その時代の芸術家群の中の一人で、

時代を代表するクリムトの話が出て

きていました。


私には、全く馴染みも記憶にも

無かった人でしたが、ある時、このクリムトに

無我夢中の人に出会ったことがあり、

クリムトの名前を覚えていたので、興味を

持ってこの番組を見ました。


この時代の音楽家として、マーラーが

紹介されていましたが、マーラーのフアンの

人は、奇人とまでは言わないまでも、一般人

とは異なる性格の人が多いと聞いたことを

思い出しました。

曲が哲学的なのでしょう。


政治家にマーラーの好きな人が居ますが、

ちょっとしっくりとは結びつかないような

雰囲気を感じました。

厳しい、ストレスの溜まる日々の政治の

世界から、一時的にでも逃避して、癒しを

得るには、マーラーの世界が良いのかな、

と思ったりもしました。


どんな鉄人でも四六時中、ストレス中では、

体が持たないでしょう。

人間には、あらかじめ逃げ込める世界を

準備しておく備えが必要ですね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

非常持出袋の準備は?





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