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2008年5月22日木曜日

椿の花


菜の花畑と白雪の山 油絵 10号


5月に入って、里では椿の花は散ってしまったようです。

植物園や椿園などでは、遅咲きの花が、まだ少しは咲き

残っているようですが、やはり、春を告げる花の代表格

の一つでしょう。

森の中のヤブツバキは、今が落花盛んに当る時期です。

小ぶりの紅い花が道に落ちているのに出会い、見上げ

ると斜面の上に咲いている花を見つけることが出来ます。

椿は、花弁がそのままにポトリとおちることから、武士に

は不吉な花として嫌われましたが、花弁が一枚づつ、

桜のようにハラハラと散る椿があり、これは、「武士椿」

(モノノフツバキ)と呼ばれて、名花に数えられています。

東大寺二月堂の修二会(お水取り)の間、ご本尊の

十一面観世音にお供えし、また堂内を飾るために、15

日間の参籠に備える前行の時に、紅白二色の紙を組み

合わせてツバキの造化を400個ほど作ります。

赤地に白い色がこぼれているところから、「のりこぼしの

椿」と呼ばれていますが、二月堂の前の開山堂には、

手本となった「糊こぼし椿」の古木があり、毎年、花を

咲かせて参拝者を楽しませています。

椿は、昔から、長寿・延命の花として、また、春を迎える

迎春の花として愛され、絵画の題材とされてきました。

今年、別の場所で、紅地に白い隈取が入っている椿の

花が咲いているのを見つけました。

若い木ですので、これから毎年、この椿に出会える

楽しみが一つ増えました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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