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2008年5月23日金曜日

緑陽の林


黄色い花畑と青い山 油絵 10号


初夏ともなると陽射しが一段とまぶしくなってきます。

休日の公園は親子連れで賑わいますが、今は、修学

旅行に加えて、小中学校の遠足の季節でもあり、普段は

あまり人影の無いウィークデイも、大変な賑わいになります。

先日は気温が久々に25度を超えて夏日になりました。

朝の冷え込みも、8時台になると和らいで爽やかな空気

で満たされますが、陽射しは可なりきつくなってきます。

今までは、太陽の光を浴びて写生をしていた人も、この

日ばかりは、日焼けに備えて帽子や日傘を立てたりして

陽射しの下に居る人より、木陰に入ってカンバスに向かって

いる絵画グループの方が圧倒的に多くなっていました。

中にはサングラスを掛けた人もいましたが、さすがに

まだ絵の具を使ってはいませんでした。

特に、今の季節はモミジの若葉が非常に美しいです。

日の光に、若葉が透けて見えます。

モミジが多い道では、淡い緑のステンドグラスを通した

光のように、柔らかな緑の光が降り注いでいます。

「緑陽」という言葉を思いつきました。

緑陰があれば、緑陽という言葉もあるのではと思って

帰って、調べましたが見当たりませんでした。

でも、若葉が出てきたモミジの木の下は、この緑陽という

言葉がピッタリのように思われます。

オオバモミジの葉が数枚、紅葉したように紅くなったのが

落ちているのを見つけました。

頭上を見ると、一枝だけが紅く染まった葉をつけています。

冷え込みで、秋と勘違いでもしたのでしょうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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