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2008年5月29日木曜日

ヤマボウシの花



子供達の四重奏  油絵 10号


花びらと見間違う花苞を備えた華麗な、ハナミズキの花

が散ってしまってから半月ほども経ちました。

良く通る散歩道から少し離れた垣根の上に、白い花が

見えています。

近くを通ったときには、ハナミズキの白い花とばかり

思っていたのですが、他所では、もう、ハナミズキの花は

散ってしまって見かけませんので、念のために近くへ

行ってよく見ると、花びら(花苞)の部分の形が違い

明らかに別の花ですが、ちょっと見た感じでは同じに

見えます。

木の幹の伸び方も違い、帰って調べてみて判ったの

ですが、同じミズキ科でヤマボウシでした。

名前は聞いたことがあっても現物を見たのは初めてで

東洋に分布するとのこと。

古来、日本では、このヤマボウシの花が絵画として画題

にされてきたことも知りました。

北米原産のハナミズキと同じ科だと言われれば、花の

形状が非常に良く似ているので納得しますが、太平洋を

隔てて、遠く東西に離れて、よくも同じような手(花苞)で

虫たちを誘惑できるものだと感心したり、人間も同じ様な

ものだと納得したりで、ヤマボウシの花に脱帽(ボウシ)です。

モクレンやコデマリのような庭に植えられている白い花を

咲かせる花木の季節が終わった後なので、木の花が

皐月の陽射しで白く輝いているのがひと際、際立って

印象的です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

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