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2009年6月11日木曜日

 センダンの花

モニーロー  そよ風  複製画  10号



五月晴れの休日で非常に多くの人が初夏の空気に誘われ

外へ繰り出していて、土産物屋さんが並ぶ通りは、人混みで

通り抜けるのも一苦労です。

人の多い通りを避けて横道に入ったときに、一人の女性が

立ち止まって、手をかざして上を見上げていました。

道を覆うようにセンダンの木が張り出していて、上には

薄紫の雲を引いたように花が咲いています。

万葉集では楝(あふち)と呼ばれて詠まれているセンダンの

木の花です。

女性の手には小さなスケッチブックがあり、花を描いて

いるようでした。

陽射しがある上に青空のために、上の方で咲いている

花はとても細部までは確認できません。

木の上に薄紫色の絹のスカーフを被せた様に空に溶け

込んでしまっています。

強い陽射しを避ける備えは小さな帽子だけで、スケッチを

するのも日焼けと、首の疲れて大変です。

「あふち」の名前は、花の色が薄い藤色であることから

淡藤(あわふじ)と呼ばれたところから来ているとか。

ビーズのような多くの玉房状に実を付けるところから

「千玉」や「千団子」と呼ばれ、センダンとなったのが

平安時代だと書かれていました。

万葉集に詠われている歌の一つに、

  玉に貫(ぬ)く 楝(あふち)を家に 植えたらば

    山霍公鳥(やまほととぎす) 離れず来むかも

         大伴書持  17-3910

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?






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