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2009年6月16日火曜日

ハイブリッド F1の種

花の或る花瓶  複製画  10号





F1と言っても、国際自動車連盟(FIA)が主催する自動車

レースのフォーミュラ1のことではなくて、生物の遺伝で

生まれてくる雑種の第一代目のこと。

小学校で習ったメンデルの法則が思い出される。

純系の二つのエンドウマメの間で出来た最初の子が

F1と呼ばれて雑種の第一代ということ。

遺伝子には両親の性質を備えていて、例えば色が違って

いた場合には、F1では優勢であった方の色が現れる。

特に人工的に二つの種類の生物を組み合わせて雑種を

創りだした時には、この雑種をハイブリッドと呼んでいる。

花や野菜の種を創り出すのに一般化している。

3年前に大輪のアサガオの苗を買ってきて植えて、その種を

翌年用にと取り残して、植えたところがどうだったか。

良く育ってツルは非常に勢い良く伸びるものの花は小さな

青い花が沢山咲くばかりで、小振りのノアサガオ並みに。

日除け代わりに放っておいたら、昨年はこぼれた種から

あたり一面アサガオだらけに。

咲いた花はやはり蔓ばかりが日所に元気良く、花は小振りな

青い花が付き、今年もまた環境が気に入ったのか、あちら

こちらでアサガオの芽が雑草のように生えてきている。

この元気な種類と大輪の美しい花を付ける遺伝子を備え

劣勢になる種類とから生まれた雑種のF1苗からは

美しい花が咲いたものの、F2,F3となると先祖がえりを

して、唯のつる草並みのアサガオになってしまっている。

美しいアサガオを見たいなら、F1の種を購入するしかない。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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