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2008年8月6日水曜日

ササユリ

子供達の演奏会  油絵  10号


高原や海辺の草原などでは、多くのユリが咲いている

のが見られる季節です。

黄色いキスゲが緑色の草むらの中から、首を出して

点々と咲いている姿は、絵画などでもしばしばお目に

かかれる情景です。

街の中は、大振りなオニユリやカサブランカが、巾を

効かせていますが、日本の山野には、色々の種類の

ユリが咲いています。

カサブランカを生み出した親に当るトカラ列島原産の

タモトユリの自生種は絶滅してしまっているのは残念

なことです。

同じように心配なのが、ササユリです。
日本特産で学名には、japonicum と日本があります。

きれいなピンク色をした花をつけるユリですが、今は

都市近郊の山野では、自生している花は見つける

ことが出来ない状態です。

神武天皇の妃、媛蹈鞴(タタラ)五十鈴姫を祭る

奈良の率川(いさがわ)神社で行われる日本最古の

祭りと言われている三枝(さいぐさ)祭りでは故事に

因んで数多くのササユリが献花されます。

しかし、最近では三輪山の周辺では揃えられず、

お祭りに備えて、農業大学で特別に栽培してもらって

おり、一部は造花が用いられている状態です。

ユリの花は、自然の中にあってこそ美しいのですが。

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