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2008年7月15日火曜日

池の校長先生とコイ


朝日の富士山  油絵  10号




池端に座って、のんびりと水面を見ていると、時々

水面に動くものがあり、直線を描いています。

子供の頃は、人気の無いところで、この動く線を見る

と、背中がゾクッとして、気味悪さや恐怖感を覚えた

ことがありました。

今では、水面に浮かんできている魚の背びれが描く

線であり、モロコ類の集団の場合は、幾つもの短い

線が、現れたり消えたりし、時には一帯が泡立ったり

したかと思うと、乱れた線が、急旋回したりと、まるで

前衛絵画の墨を飛ばした作品を見ているような気分

にさせられることもあり、退屈しないものです。

公園の中の池に大きな一枚岩が池川に張り出して

いる場所があり、ある時、一人の年配の人が、岩の

先端に立ち、持っていた袋から何やら取り出そうと

しました。

その時、気がついたのは池のあちらこちらから、線が

現れたかと思うと、岩の方向に向かって一斉に移動を

始めました。

まるで朝礼に備えて、生徒が朝礼台の前に集合する

ような雰囲気でした。

袋からは、細切れにしたパン屑か麩のようでした。

初めてではなくて、何度か餌をやりに来ているので

コイたちは、よくわかっているのでしょう。

校長先生は、集まって来て群れている生徒に話し

かけるようにして餌をやり続けていました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




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