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2008年7月23日水曜日

オオヨシキリ

絵画  渓谷  油絵  10号






暑さの和らいだ日に、自転車で川の堤沿いに下る

きままなサイクリングに出ました。

途中、川沿いにあるお寺で小休止。

相変わらず、観光客や修学旅行の生徒達で賑わって

います。

いつものように境内を一巡して、茶店で休んでから

堤に戻って、のんびりと自転車を走らせました。

堤の両側に田んぼが広がる地域まで来ると、肌に

ふれる風も変わり、水の香りがするように思えます。

陽射しがない曇り日でこそ、木陰の一つもない堤を

のんびりとサイクリングできますが、暑い日であれば

地獄の道だったでしょう。

川縁に葦の茂みがあるところに近づいた時に、オオ

ヨシキリの甲高い声が聞こえてきました。

南の国からはるばる、繁殖に備えて日本に渡ってきて

この葦原で子育てを始めているのでしょう。

堤の草の上に座り込んで、ヨシキリの姿を探しましたが

なかなか見つかりません。

観察用の双眼鏡でも持っていれば、難なく姿を見る

ことも出来るのでしょうが、30m以上も離れていると

葦の葉の色に同化してしまって、結局姿を見ることは

できませんでした。

田園の広がる、のどかな場所で、きっと雛を育てるのに

忙しく、茂みの中を飛び回っているのでしょう。

時折、川風に乗って聞こえてくる、ギョギョギョッと鳴く

けたたましい鳴き声から判断すると、葦原の中で囀る

位置を替えているようでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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