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2009年1月7日水曜日

マガモの群れ

キスゲと青い山脈  油絵 10号




周囲の山々から流れ出る川が集まって来て、のどかな

田園地帯に入ったところで川はガが50メートルほどにも

広がり、見た目には流れが判らないほどゆったりとして

水面が動いています。

冬に入って、人気の少ないこのような場所は、渡ってきた

カモ達にとっては格好の滞在地です。

天気予報通りに、午後に入って雲行きが怪しくなって

来た頃に、この場所に通りかかりました。

雨模様なので、絵画道具を片付けている人も見かけます。

でも、バードウオッチングの数人のグループには、天気

などは関係ないという様子で、雨に備えて既にレイン

コートや防水ジャケットなどを着込んで、三脚の前で

水面にたむろするカモたちを眺めていました。

10羽から、大きな群れでは20羽ほどのグループになって

100メートルほどの間で、思い思いに楽しんでいます。

群れから少し離れた位置では、ペアになったマガモの

仲良く水面を滑っている姿が見られ、群れの中では、

雄同士がお互いにけん制しあって、群れをかき回している

様子が面白い雰囲気です。

そこへアオサギが鳴きながら水面近くを威嚇するように

やってきて大きく旋回しました。

カモたちは一時パニック状態になり、あわててばたばたと

飛立ちました。

ペアでは、雄カモが先に飛び、後にメスが付いている

ほほえましい姿が見られます。

新婚ホヤホヤなのでしょうか。

周辺を周回して、また、同じように川面に戻ってきました。

アオサギにとっては、自分の縄張りに入り込んできた

カモたちが気に食わないのでしょう。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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