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2009年1月20日火曜日

鍋物の季節

雷 鳥  油絵  10号





寒さが厳しくなってくると各家庭で自然と夕食に鍋物が

登場する機会が多くなってきます。

テレビや雑誌などで、各地の名物の鍋物や創作鍋と銘

打った鍋などの紹介に触れる機会が多くなっています。

しかし、美味しいとはいっても、毎度毎度、てっちりや

カニ鍋などの高級鍋を続けられるものでは在りません。

目や耳から入ってくる情報を元に工夫を凝らして変化を

付けて楽しむことになります。

安直に出来るといっても、満足度は、やはりベースの

出汁や材料に左右されます。

鍋料理の食材を求めにスーパーへ出かけると、昨年に

比べて野菜などの値段が安値から随分と高くなっている

ことに改めて驚かされます。

5円や10円高と言っても、比率で見れば、5%とか10%

の値上がりとなり、ものによれば20%以上、或いは2倍

以上に値上がりになっているものも見られます。

大きな理由の一つが、中国からの輸入野菜の激減です。

2007年度からの相次ぐ残留農薬などによる安全性の

問題が、国民の中国離れを加速させているからです。

産地の中国では、日本国内以上に安全性に備えた生産

体制をとっているところもありますが、最近では中国産

の表示だけで敬遠する傾向が非常に強まっています。

スーパー側も、中国産野菜が主力の安値だけでは、客足

が遠退くために、安全性と品質の見極めをして客の選択を

読まねばならない苦労が多いようです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?









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