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2008年10月9日木曜日

秋はお酒のシーズン

白雪の峰  油絵 10号





秋が来れば食通や秋の味覚に目の無い人にとっては

毎日が楽しみが溢れる充実した日になることでしょう。

同じように酒好きの人にとっては夏越しの味がしっかり

したコクのあるお酒を楽しむことが無上の喜びでしょう。

最近は日本酒離れで、一時期混乱が続いた日本酒の

醸造業界も落着いてきて、新しい動きが顕著です。

大手メーカーはブランド名や規模を生かして、年中

醸造が可能な工場生産で、従来の醸造の工程も合理化

し、大衆製品の売価は、半値近くまでも下げています。

他方、中小の蔵元では、地域性を生かしたり、伝統を

生かしたりして、ひと味もふた味も違う特色を備え

地酒を産み出す努力を積み重ねて、最近では、多くの

蔵元が固定フアンを得るようになっています。

桶(樽)ごとに、特色を出した酒を造り、こまめに管理

されたお酒が、それぞれ銘柄を替えて、出荷されて

来るのも、愛飲家にとっては、飲み比べて味を楽しむ

喜びとなります。

大手メーカーでは常時、蔵見学が可能なところもあり

ますが、地酒メーカーでは、新酒が出始める頃からが

シーズン入りで、小グループの愛好家を募って、蔵巡り

ツアーを組むことが多くなりました。

受入の蔵元では家族を総動員して案内役を務める

ことになり、大忙しです。

でも大半は、同じ「きく」でも、専門的な説明を聞くより、

「効き酒」の方が関心が高いです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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