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2008年10月25日土曜日

稲刈りの進む田んぼ

欄干と紅葉  油絵  10号




晴天が続いた週明けに車窓から見る田んぼは、既に

刈取りが終わったところが半分ほどあります。

昔のように、ハサ掛けするところもなく、また、藁は

切り刻んで肥料にしているために、風情が大きく変わって

しまっています。

唯、何も無い広がりが残っているだけです。

そんな中で目に付くのが、休耕田や空き地に生える

セイタカアワダチソウの、ヤケに黄色い花の群れです。

それでも、畑の一角や農家の庭先にある柿の木に

熟してきた実がある姿には、昔からの日本の秋の姿を

見ることが出来てホッとします。

刈り取り後に、脱穀に備えて、モミを乾燥させるために

田の一角にはクヌギやコナラなどの木がハサ用に

植えられていましたが、都市周辺の田では、見かける

ことも無くなってしまいました。

街の通りで、小さなヤマガキの実が付いて枝を紙に

包んで持っている人にすれ違いました。

以前に、実がついたカキの枝を山積みしている花屋さん

を見かけたことを思い出しました。

すれ違った女性も、食べるのではなく、生花に使うの

でしょう。

ヤマガキは渋くて食べられないようですが、子供の頃

小さな丸いカキの実で、オチョボガキと呼ばれていて

丸かぶりして食べたことがあったものです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?




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