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2008年10月12日日曜日

忙しい鳥たち

初夏の渓流  油絵  10号





秋の陽射しが西に傾きだす時刻になって散歩に出ました。

陽のある時間は未だ暑さが残っていますが、さすがに

夕暮れ近くなると、風が山手から涼しさを運んできて

街の中の空気に秋の気配が感ぜられます。

路地を通り抜けていると、路地から見る狭い空間を

大きな鳥が横切りました、

狭い視野なので、その鳥が殊更に大きく感じられましたが

アオサギの姿でした。

ネグラに帰るにはまだ早い時間帯です。

きっと、餌場を替えるために、別の池に向かっている

のでしょう。

町並みを抜けて田畑に近い茂みからは、モズの鳴き声

が聞こえてきました。

この辺りでモズの声を聞くのは初めてのことです。

昆虫やカエルの多く捉えられるこの時期に、冬に備え

ハヤニエ作りに忙しいのかも知れません。

池の辺までやってくると、やはりいつもは水辺近くで

銅像のように突っ立っているユーモラスなアオサギの

姿は見えませんでした。

替わりに常より多く、4羽のサギが水辺を歩き回って

餌探しに余念がありません。

サギと水面にいるカモを見ている、そのときに池の上を

1羽のときが速いスピードで横切って、池の先の高い木

のでしょう。茂みの方に消えました。

普段は見かけない鳥で、飛ぶ姿はタカの仲間のようです。

渡りに備えて、この辺りに集まってきているのか、仲間

たちの集合場所へ向かう途中なのかも知れません。

そろそろ渡りの季節が始まっているですね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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