ページ

2008年4月30日水曜日

吉野山のサクラがピンチ


ミレー 晩鐘  複製画 10号



関西の平地では八重桜が満開で、造幣局では通り

抜けで賑わっています。

関西でサクラの名所といえば、数多くある中で、なんと

いっても、古来、詩に歌われ、絵画にも描かれてきた

歴史的にも有名なのが、吉野山です。

その歴史は、奈良時代に遡り、金峯山寺が開かれた

頃から、サクラが植えられたといいます。

開祖の役行者が感得したという蔵王権現像がサクラ

を刻んで彫られていることから、サクラの木は神木と

考えられ、伐採は禁じられてきました。

蔵王堂に参った信者や修験者が、1300年間、サクラ

の木を献木し続けてきた証が吉野の山のサクラです。

サクラの種類は主として、シロヤマザクラで、病虫害

にも強い樹種だそうですが、10年ほど前から樹勢の

衰えが目立ち始め、二~三年前から地元の人たちが

サクラの木に付いたウメノキゴケやヤドリギを取り除く

作業を続けています。

3万本あるといわれるサクラの大半が、5年ほどで

枯れてしまう恐れがあると心配されています。

樹齢が古いものから若いものまで、樹齢に関係なく

枯れる木が出ている状況に、大学の専門家に調査を

依頼した結果、原因はナラタケ菌によるものでした。

なぜこの菌が繁殖するのかは、近年の気候の変動に

よる土中の水分の増加、富栄養化など人為的な問題

更に温暖化など環境の問題など、色々な問題がある

ようですが、抜本的な対策に備えた基礎データーの

収集の早期着手が要望されています。

1300年を経て、花の山が消えるのは寂しいことです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



0 件のコメント: